もうメルマガなんて配信してもだれも読まないんじゃない?直接ゴミ箱行きじゃないの?」
とネガティブな印象を持つお客様もいらっしゃいますが、案外そうでもないんです。
もちろん全く興味のないものはスルーされてしまいますが、購入経験者やユーザへ配信しているメルマガの開封率を見てみると、それなりに読まれていることが分かります。メルマガはプッシュ型のメディアとしてまだまだ侮れない存在なのですね。

かく言うわたしも以前はメルマガなんて読んでいないと思っていましたが、よくよく自分の日常行動を振り返ってみると全く読んでいないわけではないんです。メーラーを使用するときは、メルマガはそれ用のフォルダに仕分けるか、迷惑メールにするかに設定していますが、最近はgmailを使用することが多いので、一覧でタイトルだけ見ることが増えました。(そういえばメルマガのタイトルは良く考えられていますね)このブログのようにごちゃごちゃ書いてあるものはスルーしますが(笑)、気分次第で見出しぐらいは読んでみようかなと。とりわけHTMLのメルマガは簡単に内容を把握できるものが多いので、内容はよく覚えいています。実際、開封率はテキストメールよりHTMLメールのほうが高いと言われています。昔のようにメールボックスが小さく、メーラーの表示に時間がかかるなど、HTMLメールは迷惑というユーザ環境ではなくなってきているんですね。

ただHTMLであればいいというわけでもなさそうです。たとえばアップルから来るメールは、キャッチコピー、簡単なリード文、そして印象的な写真が配置されているので内容が分かりやすくなっています。またユニクロからメールもちょうど電車の吊り広告のようなスタイルになっていて、いま何を売ろうとしているのか一瞬でわかるように構成されています。やはり広告と同じように極めて計算されたデザイン・レイアウトを施さないと忙しいユーザにはなかなか読んでもらえないのでしょう。やはりデザインを含めてコンテンツをしっかり作り込むことが求められるのですね。

さて、あらためて注目されているHTMLメールですが、実はテーブルレイアウトというちょっと古めかしいやり方で制作しています。これは受け取るメーラー側のHTML表示がブラウザ以上に千差万別で、現在主流のCSSを使ったWeb標準技術でつくるとレイアウトが崩れてしまうことが多いためです。せっかく効果を考えてデザイン・レイアウトをしているのに崩れては元も子もありません。ところがWeb制作を教えている学校などでは、CSS+XHTMLは教えていてもテーブルレイアウトはやっていない可能性があるようです。つい最近も若いウェブデザイナーに「テーブルレイアウトで作って」と依頼したところ、明らかに嫌がられました。「でもPSDでデザインして、Fireworksで切り出せばすぐでしょ?」なんて言っても「は?」みたいな感じでした。テーブルレイアウトはテーブルレイアウトなりの癖というかトラブル、知らないと困るTIPSがあるので、制作経験がある程度ないと難しいのかもしれません。

Web制作の世界は、ベテランよりも若い人達のほうがどんどん進んだ技術をキャッチアップして活躍する下克上的なところですが、たまにはこういうこともあるんですね。