最近スーパーやディスカウントでよく見かけるのが液晶ディスプレイ。
なんかにぎやかだなあ、と思って見るとそこには小さな液晶モニタがありエンドレスでCMを流しています。
ウチの近所では、飲料系が多く、アサヒやキリンのビール、伊藤園のお茶、それから化粧品などが目立ちました。量販店に1台づつ営業がまわって据え付けていくのでしょうか。まあ重たいですが、かさばらないのでB全ポスターよりはラクかも知れません。
ただ流しているコンテンツはCMそのままなので8インチ程度の画面ではちょっと小さくて見にくい感じがします。実際画面覗き込んでいる人はあまりいないので、音が流れていればいいんでしょうね。
ウチの会社もこの分野には関心があって、消費者との距離がもっとも近い場所でのプロモーションをどうするのか、研究を重ねています。デジタルサイネージ=動く電子看板は電車や駅などを中心に増えていますが、我々が注目しているのは売場。商品を選ぼうとしているそのときに何を訴えるのか。どういうメッセージが効果的なのかを考えています。
最近のデジタルサイネージはネットワークを使ってタイムリーなメッセージを配信するだけでなく、カメラを利用してどんな人が広告を見たのか、さらにPOSデータとつき合わせて、しっかりと効果を計測するようになっています。
運用する側にとってはありがたい反面、数字というシビアな反応に対して瞬時に判断してメッセージを配信する勇気と知見が要求されます。これはもうウェブ同様大変。写真のように液晶がスタンドアローンで設置されている風景が、牧歌的に思える日はもうすぐそこのような気がします。
弊社では液晶モニタの手配から、オリジナルな収録コンテンツの制作、運用指導までを請け負っています。ご相談等がありましたら、お気軽にお問い合わせください。